毛糸は年中楽しめる手芸
毛糸といえば真っ先に思い浮かべるのはマフラーやセーターなどの「編み物」ですが、
ほかにも「ポンポン」や「タッセル」、「刺しゅう」や「織り物」など楽しみ方はいろいろ。
1玉、2玉、とだんだん形になっていく楽しさは、毛糸を使った手芸ならではの魅力ですよね。
季節によって異なる毛糸
毛糸は季節に応じて、ウールなどあたたかな秋冬向けの毛糸から
コットンなどのさわやかな春夏向けの毛糸に入れ替わります。
また素材や糸の太さ、形状によって、手触りや機能性などそれぞれに特徴があります。
手芸のいとやでは手編みや小物作りにぴったりの毛糸を多数ご用意しております。
作り方がわからない、どんな毛糸を使っていいのかわからない、どれくらい買ったらいいかわからない…といったお悩みや不安をお持ちの方は、ぜひお気軽に当店スタッフへご相談ください!
毛糸の素材について
手芸のいとやで取り扱っている毛糸の主な素材をご紹介します。
秋冬毛糸の代表格「ウール」
ウールとは羊の毛のことで、保温性、吸湿性、弾力性に優れています。
繊維が空気を多く含んであたたかく、しわになりにくいのが特徴です。
アクリルなど、ほかの繊維と混紡したものもあります。
ふわふわな「モヘア」
モヘアとは、アンゴラヤギの毛のことで、柔らかさと優れた光沢をもっています。
毛足が長く、ふわふわとしていてあたたかいのが特徴です。
軽くてカラーが豊富な「アクリル」
アクリルは軽くてあたたかな風合いで、毛に似た化学繊維です。
吸水性がないため洗濯しても乾きやすい特徴があります。
染色性が高く、カラーバリエーションが豊富です。
洗えて着心地のいい「綿」
綿は耐久性や吸水性にすぐれた身近な天然素材のひとつです。
肌にやさしい手触りで、洗濯機で洗うことができるので、春夏向けの毛糸に多く使われます。
ポリエステルなど、ほかの繊維と混紡したものもあります。
毛糸の太さと形状について
メーカーにより太さの表現はさまざまですが、並べるとおおむね以下のようになります。
毛糸の形状
ストレートヤーン
均一に撚られたまっすぐな毛糸で、もっとも一般的な形状です。
モヘア
毛足が長く、毛羽だったようなふわふわした触り心地の毛糸です。上品な仕上がりになります。
ファンシーヤーン
個性的な形状の毛糸の総称で、毛皮のようなファーヤーン、太さが不均一のスラブヤーンなどがあります。
ペーパーヤーン
紙、またはレーヨンなどを用いた紙のような糸です。ざっくりした編みあがりで春夏の小物に向いています。
毛糸の色合いについて
単色、段染め(複数の色が繰り返される染め方)、グラデーションなど
表情豊かな色合いがあります。
単色
段染め
グラデーション
毛糸を選ぶ際に、注意したいこと
毛糸には、ロット(LOT)番号が振られています。
ロットとは、糸の色を染めた釜を示す番号のことで、ロットが違うと同じ種類、同じ色番の毛糸でも色合いが異なる場合がほとんどです。
小さめの小物作りなどでは気になりませんが、大きな編地になると違いがはっきり表れます。
作るものが決まったら、余裕をもって同じロットの毛糸を揃えることをおすすめします。
いとやで販売中の毛糸
エバロングピッチ
ロングピッチとは、段染め(複数の色が繰り返される染め方)のうち、一色の距離が長いもののことで、
編み進めるごとにカラフルで表情豊かな作品に仕上がります。
ウェアから小物まで幅広い作品におすすめです。
リゾート純毛
落ち着いたナチュラルなカラーが魅力の純毛の毛糸です。
ウェア、マフラー、バッグなど冬のあたたかな手作りにぴったりです。